貝殻の椅子と水の精

以前、「こまうの居場所」という題で

銀色の縁取りのある白い椅子のことを書きました。

とても綺麗な椅子で、こまうに似合っていたのですが…

もともと〈携帯電話を置く為〉という用途で作られていたものでしたので

背の高いこまうが座ると、膝を曲げることができず

足を投げ出した状態で座らなければなりません。

その様子も大層可愛らしかったのですが、

やはり窮屈そうな感じは否めず…

そこでベルの勧めに従い、普段腰掛ける用の

もっとゆったりしたものを用意してあげることに。

それがこちらの青い椅子。

「Fantasia Jewelry Box」という名前がついており、

座面の下が宝石箱になっています。が、

ミニチュアのソファ以外には見えません。

1/6ドールがゆったりくつろいで座るのにぴったりの大きさ。

生地も良く、足の部分のデザインも綺麗で

理想的な状態です。

背の部分が貝をイメージしたかたちになっていて、

貝殻形のクッションがついています。

もともとこまうに水の精のイメージを重ねていたので

彼女にとても似合う椅子に思えました。

こまうのお誕生日は夏の盛りの8月。

海の底をイメージしたお部屋を

お誕生日までにしつらえてあげようかな…

と夢はとめどなく広がるばかりです。