去年の秋
夏の終わりからだいぶ時が過ぎた頃
私の部屋の机の上に
ぽつんと置かれた
時季はずれの麦わら帽子
これは、ちょっとへんてこな、
不思議なサイズの
ミニチュアの麦わら帽子
机の上に無造作に置いていたら、
「妖精の忘れものみたい…」
とベルが言いました。
大きめのちょうちょがとまっています。
蝶のアクセサリーなどを集めた雑貨屋さんの
ネットショップで見つけた
人間用のヘッドドレスなのですが、
自分の部屋に置きたくて入手しました。
部屋の天井近くの壁に取り付けた
真っ白なフックのてっぺんに掛けました。
誰かがふと置き忘れていったような
不思議な風情
白い壁の上
色とりどりの蝶や鳥が舞い遊んでいます。
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